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スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

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嶋貫智樹

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03月28日(火)

,『この春携帯電話をもつ君へ』

さて3月も末になりまして、新生活の準備を進めている方々も多いかと思います。

新生活、又は進学を期に携帯電話を持つ方も多いのではないでしょうか。


うちの店の奥の棚に、今ではまず見ることができない

IMG_7881 (1)

昔の携帯がありました。

今みたいなスマートホンでもガラケーと呼ばれるより前の

本当に最初の頃の携帯電話です。

IMG_7885.jpg

文字盤は今とたいして変わりはないかもしれませんが、

メールもアプリも無い時代、本当のホントに携帯する電話、

IMG_7884.jpg

この折り畳める形が携帯というのにピッタリだったのでしょうね、

これから瞬く間に広がって、今の薄い形になったんですよね。


~この春携帯電話をもつ君へ~


最初は面白くて面白くて沢山使うでしょう、それでいいんだ。

ボクらの時代もそうだった、

意味も無く用も無く、外出て歩きながら電話をしたもんだ。

そして莫大な通話金額の請求書来て給料全部ぶっ飛んだんだ、

今なら制限があるからそんな事も少ないでしょう。

もしもやらかしたら、次から二度と繰り返さない事が大事、

散々怒られて反省した後、気持ちを切替えて、いい経験したと思いなさい。


そしてくれぐれもメールやラインのやり取りには気をつけて。

去年からその辺の事で大騒ぎになっているからな、芸能人も、政治家も。


と、もっともらしい事をのたまったまま、

ボクの演説は終わらさせていただきます。おわり。
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03月26日(日)

『初めてネクタイを締めた日』

先日、形が面白いものをお譲り頂ました。

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こちらなんですが、何かといいますと

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ネクタイピンと、

今はファッションが違いますから、あまりしませんかね、

kakugijilyou-img600x371-1488001560cgxr8q6394.jpg

ネクタイピンば。


この時期になりますと、真新しい背広を着てか背広に着られてか、

先輩の後を付いて色々覚えていってる進入社員を目にします。


ボクもそんな時代があったんですよ。


一番困ったのがネクタイを締めることでしてね、

なんせ学生時代はジャージか学ランでしたからね、

まだブレザーだったら慣れてるかもしれませんが、

ボクらの地元の男子は高校卒業間近になったら

慣れない手つきで結構練習したものですよ。


いよいよ実家を出る日、背広を着てネクタイ締めましてね。

でもあまりに慣れてないから曲がってしまう、そんな時に婆ちゃんが、

これしたら一端に見えるぞ、とネクタイピンを付けてくれたんです。


記念にと家族それぞれで写真を撮りましてね、

連休の時とかに帰ったら、その写真が大事に飾られていたもんですよ。


これがボクの家だけではなく、友だちほとんどそうしていたみたいで、

いや、やる事考える事みんな同じなんだな、と笑ったもんですよ。


もう数十年前になりますが、今日が始めてボクが札幌に出た日、

外でタバコを吸いながら、

そういえばボクもそんな時期があったなあ、あの時の空もこんなだったなあ、

いかんな、ここは一つ、初心の戻らねばならんな、と思った春の日だったのでした。


ーおわりー
 
12月11日(日)

『マドラーに憧れて』

ボクは昔から、洋風のものに凄く憧れていました。

洋風といっても、スリッパ、ストロー、フォークとスプーンなど、

カタカナのものに凄く憧れていたんです。


ある日テレビでグラスに注いだ飲み物をかき混ぜるシーンを見ました。

IMG_4380.jpg

何のことはない、マドラーでカルピスをかき混ぜていただけなんですけどね、

ボクはそのシーンを見て衝撃が走りまして、

ああ、なんて美味しそうなんだ!ボクもかき混ぜたい!

と、そう思ったボクはお母さんに、

今日の晩御飯に混ぜる棒出して!ボクも混ぜてみたい!

そうおねだりしたんです。


きっとあの混ぜ棒とカルピスはセットでやってくる!

ボクはそう企んだんですけどね、


いきなり何を言うかと思ったら、変わった子だわ、

お母さんはそう言いながら、箸と一緒に

IMG_4381.jpg

このマドラー、いや正確には長いスプーンかな、

これを出してくれたんです。


さりとて普段の食卓にカルピスもジュースすらもあるワケも無く、

仕方なしにお味噌汁をかき混ぜていたのでした。


ほんっとに変わった子だわ、ほれ、そんなに混ぜたかったらこれ混ぜな!

と、生卵を出される始末。

こうじゃないんだ、きっとこうじゃないんだ、と子どもながらに思いながらも

おぼつかない手で黙して玉子を混ぜ続けたのでした、おわり。
 
10月24日(月)

『ちょっと大人に憧れて ~初めて着けた腕時計~』

子どもってのは、いつの時代も大人に憧れるものです。

実際大人になったら子ども時代に戻りたくなるものですが、

それでも子どもらにとっては大人ってものに憧れがあるものなんですね。

早く大人になりたいから、大人のものを身につける、

今なら携帯電話とかなんでしょうが、ボクらの時代では、

IMG_2876.jpg

腕時計を身につけるのが大人への第一歩でした。

各メーカーも子ども向けの腕時計を色々出していましたよね、

いや、このバンドがまた懐かしい!

そして時計の盤面、これがまたイイ!

IMG_2879.jpg

こちらはトムとジェリー!うわ!イイ!

そしてもう一つは、

IMG_2878.jpg

カウンタック!おお!これはもうその時代を象徴していますね!


ですが、このカウンタック、よく見たら、針が、

IMG_2877.jpg

なんかミッキーの腕のようなんですよね。

確かにこの時代、ミッキーの腕時計もありました、腕が針になっていました、

ですがこちらはカウンタック、どう考えても針が不自然、

いやカウンタックが不自然なのか?

いずれにせよコレ、どうせ子どもがするものだから、と

やっつけで作ったワケではあるまいな。

それが長年巡り巡ってうちの店に来たワケではあるまいな。


どうすんのよ、コレ。


しゃーない、俺が着けて歩くか。よし、一件落着!おわり。
 
09月23日(水)

『ジュース初めて物語 ~初めてアンバサを飲んだ日~』

その昔、ボクの憧れのジュースはクリームソーダでした。

サイダーにアイスが入っていて、長いサジですくって食べる、

昔の喫茶店でしか食べれないあこがれのものでした。


ですがその味に近づけようと色々ジュースが出てきました。

その一つが、スマック、緑のビンに入った自称クリームソーダ。

ボクはそればかり飲んでいたんですが、

そんなある日、お店に見慣れないジュースが並びました。

画像 005

コカコーラから出たアンバサです。

田舎のボクらは新しいものには目がありません。


トモキちゃん!なんか新しいジュース見つけたよ!

よし!それ買ってみんなで飲むべ!

と、貯金箱から1円5円を集めまして、すぐに買いにいったんです。


初めてのんだアンバサ、その時憧れのクリームソーダの味がしまして、

平たく言ったらスマックと似たような味だったんですが、

ちょっと、みんなも飲んでみな!と友だちに渡しまして、

ホントだ!クリームソーダの味がする!

はやくボクにも!お前飲みすぎだぞ!一口だぞ!

と、近所にいた悪ガキども7人で回して飲んでは感動したものなんです。


それを見ていたたまれなくなったんでしょうかね、お店のオバサン、

ほら、みんなにあげるから!ケンカしないで遊んできなさい!

と、みんなにアンバサをくれたんです。

みんなそれぞれ、ありがとう!とお礼を言いまして、

自転車のカゴに入れてそのまま遊びに行きました。



今はもう無いそのお店ですが、

実家の犬の散歩の時にお店の跡地を通る度に、

あの時くれたのは6本、買ったボクの分だけ無かったんだよな。

ボクの分はみんなに飲まれて、その後みんながアンバサ飲んでいる時、

ボクは湧き水飲んでたんだよな、誰も分けてくれなかったんだよな。

と、今思い出したら腹くそ悪くなってきたのでした、おわり。