プロフィール

スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

Author:スマイル札幌店・店主の嶋貫です。
昭和な時代を
好き勝手に書いていきます。
宜しくお願いします。

北海道公安委員会
道具商 第101280002051号
嶋貫智樹

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
FC2カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

10月05日(木)

『リモコンに憧れて』

今ではすっかり何にでも付いている

IMG_5360.jpg

リモコン、御家庭では無くてはならない存在になりました。

何を動かすにもそこまで行かなくてもいい便利なリモコン。


ボクが子どもの頃、そんな便利なリモコンに憧れましてね。


なんせほぼ全ての電化製品がダイヤル式の時代、

ついにリモコンが出たといってもコード式でしたからね。

線が届くだけまでと範囲が限られていたんですよ。


ですからコードの無いリモコン付きのテレビが来た時は感動も一入でした。


どこまで届くか試してみたりしましてね、

ですが田舎の我が家、手を伸ばせばそこらに届く小さな部屋ですので、

そんなにそんなに遠くから操作することが出来なかったんです。


ある日、テレビを観て、何があるかなとリモコンでチャンネルを変えていましたら、

横で見ていたボクの婆ちゃん、

トモ、それは新しいゲームの機械かなんかか?

お、そうだ相撲が始まるわ、よっと!

と、巧みに

IMG_7525.jpg

さしでチャンネルを変えてしまったのでした。


背中をかいてよし、立ち上がる時に杖にしてよし、

ネコを叩いてしつけによし、届かないものにはマジックハンド代わりと、

ボクの実家でにはリモコンよりも便利なものがあったのでした。おわり。
スポンサーサイト
 
05月19日(金)

『ボクは昔、中華料理はラーメンとチャーハンしか知りませんでした』

ボクは田舎育ちでして、御飯のおかずは山菜が主でした。

わざわざ山に取りに行かなくても、庭に色々生息していますので、

すぐ新鮮な山菜料理を食べる事ができたんです。

今考えたらなんて贅沢な環境だ、と思われてしまうでしょうが、

子どもの頃のボクは、もっと違う、テレビに出てくるようなものが食べたかったんです。


そんなある日、おかあさんが、

トモキ!今日は中華だ、春雨だよ!食べたかったべ!

と、当時出たばかりの、マーボー春雨を作ってくれたんです。


やったー!と張り切って張り切って

宿題も何も終らせて御飯の時間を迎えましてね、

いっただっきまーーーーす!と早速マーボー春雨に箸をつけたんです。


どうだ、美味しいかい?とお母さん。


一口食べたボクは、あまりに食べなれていない食材のせいか、

なんかストロー食べてるみたい。

と言ってしまったんです。


IMG_9734.jpg

もちろん、どんなにお腹が空いていてもストローなんか食べた事ないんですが、

それを聞いたお母さん、

ああー!もうお前食わんでいいわ!

とお皿を取り上げ、

せっかく作ったのに、何よ!あーおいしい!あー春雨おいしい!

と、怒って全部食べてしまいました。


その日からボクの家の食卓には春雨が乗る事はありませんでした。



~こんな事言ったら思い出してしまって食えなくなるでしょ狂詩曲 第一幕 おわり~
 
03月28日(火)

,『この春携帯電話をもつ君へ』

さて3月も末になりまして、新生活の準備を進めている方々も多いかと思います。

新生活、又は進学を期に携帯電話を持つ方も多いのではないでしょうか。


うちの店の奥の棚に、今ではまず見ることができない

IMG_7881 (1)

昔の携帯がありました。

今みたいなスマートホンでもガラケーと呼ばれるより前の

本当に最初の頃の携帯電話です。

IMG_7885.jpg

文字盤は今とたいして変わりはないかもしれませんが、

メールもアプリも無い時代、本当のホントに携帯する電話、

IMG_7884.jpg

この折り畳める形が携帯というのにピッタリだったのでしょうね、

これから瞬く間に広がって、今の薄い形になったんですよね。


~この春携帯電話をもつ君へ~


最初は面白くて面白くて沢山使うでしょう、それでいいんだ。

ボクらの時代もそうだった、

意味も無く用も無く、外出て歩きながら電話をしたもんだ。

そして莫大な通話金額の請求書来て給料全部ぶっ飛んだんだ、

今なら制限があるからそんな事も少ないでしょう。

もしもやらかしたら、次から二度と繰り返さない事が大事、

散々怒られて反省した後、気持ちを切替えて、いい経験したと思いなさい。


そしてくれぐれもメールやラインのやり取りには気をつけて。

去年からその辺の事で大騒ぎになっているからな、芸能人も、政治家も。


と、もっともらしい事をのたまったまま、

ボクの演説は終わらさせていただきます。おわり。
 
03月26日(日)

『初めてネクタイを締めた日』

先日、形が面白いものをお譲り頂ました。

kakugijilyou-img600x559-1486459244txhgsi21143.jpg

こちらなんですが、何かといいますと

kakugijilyou-img600x554-1486459244r9mvhb21143.jpg

ネクタイピンと、

今はファッションが違いますから、あまりしませんかね、

kakugijilyou-img600x371-1488001560cgxr8q6394.jpg

ネクタイピンば。


この時期になりますと、真新しい背広を着てか背広に着られてか、

先輩の後を付いて色々覚えていってる進入社員を目にします。


ボクもそんな時代があったんですよ。


一番困ったのがネクタイを締めることでしてね、

なんせ学生時代はジャージか学ランでしたからね、

まだブレザーだったら慣れてるかもしれませんが、

ボクらの地元の男子は高校卒業間近になったら

慣れない手つきで結構練習したものですよ。


いよいよ実家を出る日、背広を着てネクタイ締めましてね。

でもあまりに慣れてないから曲がってしまう、そんな時に婆ちゃんが、

これしたら一端に見えるぞ、とネクタイピンを付けてくれたんです。


記念にと家族それぞれで写真を撮りましてね、

連休の時とかに帰ったら、その写真が大事に飾られていたもんですよ。


これがボクの家だけではなく、友だちほとんどそうしていたみたいで、

いや、やる事考える事みんな同じなんだな、と笑ったもんですよ。


もう数十年前になりますが、今日が始めてボクが札幌に出た日、

外でタバコを吸いながら、

そういえばボクもそんな時期があったなあ、あの時の空もこんなだったなあ、

いかんな、ここは一つ、初心の戻らねばならんな、と思った春の日だったのでした。


ーおわりー
 
12月11日(日)

『マドラーに憧れて』

ボクは昔から、洋風のものに凄く憧れていました。

洋風といっても、スリッパ、ストロー、フォークとスプーンなど、

カタカナのものに凄く憧れていたんです。


ある日テレビでグラスに注いだ飲み物をかき混ぜるシーンを見ました。

IMG_4380.jpg

何のことはない、マドラーでカルピスをかき混ぜていただけなんですけどね、

ボクはそのシーンを見て衝撃が走りまして、

ああ、なんて美味しそうなんだ!ボクもかき混ぜたい!

と、そう思ったボクはお母さんに、

今日の晩御飯に混ぜる棒出して!ボクも混ぜてみたい!

そうおねだりしたんです。


きっとあの混ぜ棒とカルピスはセットでやってくる!

ボクはそう企んだんですけどね、


いきなり何を言うかと思ったら、変わった子だわ、

お母さんはそう言いながら、箸と一緒に

IMG_4381.jpg

このマドラー、いや正確には長いスプーンかな、

これを出してくれたんです。


さりとて普段の食卓にカルピスもジュースすらもあるワケも無く、

仕方なしにお味噌汁をかき混ぜていたのでした。


ほんっとに変わった子だわ、ほれ、そんなに混ぜたかったらこれ混ぜな!

と、生卵を出される始末。

こうじゃないんだ、きっとこうじゃないんだ、と子どもながらに思いながらも

おぼつかない手で黙して玉子を混ぜ続けたのでした、おわり。