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スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

Author:スマイル札幌店・店主の嶋貫です。
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嶋貫智樹

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12月18日(日)

『ぼくのおかあさん ~そんなにムキにならないで~』

ぼくのおかあさんは歌に自信があるんです。

事実、街のカラオケ大会で上位に何回も入り、

トロフィーや賞状を沢山飾っています。

一昔前のレーザーディスク、これもカラオケ専用に買いました。

ボクが社会に出たとたんに。


ですが今ならレーザーディスクも過去のもの、

歌いたくても歌う事がなかなかできません。


そんなおかあさんの為に、随分と前になるんですが、

IMG_0726.jpg

こちらの、カラオケ一番を買いました。


これでしばらくは安泰だろう、歌いたいやつがあれば曲を増やせばいい、

もう大丈夫と思いきや、おかあさんからクレームが。


トモキ!あの機械壊れているわ!何回歌っても100点にならないわ!

こう見えてもカラオケ荒らしのレイちゃんと言われていたんだ、

あんたも知っているでしょう!

トロフィーや賞状も飾っているのを見たでしょう!

一回ボヤ出してトロフィーは変な形に曲がっているけども、

いやでもあんな点数少ない事ないわ!壊れてる!

演歌歌っても低い点数だったから童謡歌ったんだ、それでもダメだった!

なんなのアレ!何が基準なの!若い人の歌ならいいってかい!

歌いながら踊ればいいのかい!イヤだわそんなの、

ただでさえ膝は痛いし腰も痛いのに!今も痛いわ、あー痛い!

とにかくコレ、100点取るまで歌い続けるから、

あんたも年末その覚悟で帰ってきなさいよ!

こうなったら、おふくろの喉が枯れるか機械が壊れるか勝負だわ!

と、一方的に捲し立てるように言われました。


おかあさん、なんだかんだで一番気に入ってるじゃん。おわり。

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08月26日(金)

『ボクが子どもの頃に遊んでいたおもちゃ』

昨日ですね、

お袋が同窓会に出席するから留守番と、

そして何より犬どもが寂しがるからという事で、

実家に帰っていたんですよ。


とはいえ三匹の犬どもは一向に懐かなかったんですが、

ふと昔っからある飾り棚を見てみましたら、

なんか見覚えのあるものがかたまって置いてあったんです。


それはボクが子どもの頃に遊んでいたおもちゃ、

そして昔っから目にしていた貯金箱や飾り物だったんです。


おお、懐かしいな、遊んだ記憶はもう無いにしても、

子どもの頃からよく見かけていたよな、

これなんか小学生の時もゼンマイ巻いていたよな、

あ、この貯金箱、割ったのはボクだったな。


そうか、ボクがこういう店やっているもんだから、

お袋め、気を利かして集めておいてくれたんだな。

全く味なマネをしおって!


そうかそうか、おおそうか、ならば全て店の仲間入り、

うちの店で殿堂入りさせましょう、ということで、

飾っていたやつを

ghazou_20160826143335291.jpg

全部持ってきたんです。


早速全部綺麗にして、

でもボクが遊んだ形跡はそのままに、店に飾ったんですよね。


夜にお袋から電話が来まして、

同窓会はどうだった?盛り上がったか、それは良かった!

などと色々ハナシしてまして、

おお、そういえばあそこに飾っていた色々なおもちゃ、

ボクが昔遊んでいたおもちゃ、遠慮なく店に持ってきたから、

と言いましたら、

あ!せっかく飾ったのになんも無いわ!ちょっとあんた持ってったのかい!

いやー、ばあちゃんのとこに飾っていたのまで無いわ!

せっかく見つけて可愛いから飾っていたのに!

なんも無いわ、スカスカだわ!いやーカッコ悪い!台無しだわ!やり直しだわ!


と、すごく気まずい雰囲気になってしまったのでした。



おかあさん、次帰った時に全部戻すよ。


ーおわりー
 
03月07日(月)

『うちの店に昔の本が並ばない理由』

今日ですね、こんな素晴らしいものがやってきました。

IMG_6574.jpg

昔の映画の冊子なんです。

このように

IMG_6573.jpg

専用のバインダーに何冊も綴じられていまして、

IMG_6575.jpg

昔の映画のことが色々紹介されている貴重な冊子なのです。


とてもうちの店にピッタリなんですが、

残念ながらうちの店に並ぶ事が無いのでした。


それはどうしてかといいますと、ボクのお母さんが全て占領してしまうからなんです。

この辺の時代の本たち、今まで色々やってきたんですが、

まずはうちのお袋に見せねばならない暗黙のルールがあり、

入荷しては実家にもって行き、品定めをしてもらい、

その後は飽きるまで実家に並ぶのでした。


飽きたらいつでも店に持っていけとは言うものの、

繰り返し繰り返し、何回も見ているのにも関わらず、

あら、ここ読んでないわ、と手放さないものですから、

店に並ぶ事も無く、そのまま実家の専用本棚に収納されているのでした。


ボクはこの仕事をしていて唯一の親孝行だと思い、

そのままそっとしているのでした、おわり。




ホントは、こっそり持って来ようとした時に、

あら、あの本どこ行った!ちょっと、もんなして探して!

あんたらも臭い追って探しなさい!と犬も巻き込む大騒ぎになりまして、

犬も含めた家族全員敵に回しそうになったので

持ってくることができなくなったのでした、おわり。
 
01月02日(土)

『実家で発見なんだこれ ~ぼくのおかあさん番外編~』

お正月で実家に帰ってましてね、

何かないかと色々漁っていたんです。


昔っからあるこの食器棚

IMG_5203.jpg

ここには何かあるだろう、と物色していましたら、

IMG_5201.jpg

何か見慣れないものが、それも大量に。


なんだこれ?なんだこの竹?

と見てみましたら、

IMG_5202.jpg

みずようかんの容器でした。


おかあさん、これは何なんだい?

と尋ねましたら、

おお、目ざといな!もう見つけたか!

これはね、みずようかんの入れ物なんだけどね、いいしょ、これ!

これにね、なます入れるんだ、なます!いやあたいしたいい!

これ凄くいいから店に持っていくかい?

いっぱいあるんだ、うちは少しあればいいから持ってって店で売りなさい!

いやあこれ、お袋もいいと思ったんだよ、見る目あるでしょ、お袋も!

ほれ、遠慮しないで持って行きなさい、カバンに入れとくから!

と、大喜びで持たせてくれました。


断るに断れなかったボクは、

ああ、ありがとう、と棒読みのお礼を言って

満足したおかあさんが寝たのを確認してから

そっと食器棚に戻したのでした。おわり
 
11月27日(金)

『ばあちゃんの手押し車』

今日はボクのばあちゃんの法事でした。

お経を聞きながら、ばあちゃんの事を思い出していました。


ボクのばあちゃんは、年をとってから足が悪くなり、杖をついていました。

それで歩くのもおっくうになってきたんでしょう、ほとんど外に出なくなりました。


ボクが20なんぼの時でしたかね、札幌から戻った時に、ばあちゃんが、

トモ、SL見に行くか!

と言ったんです。


当時の地元はNHKの朝ドラの舞台になったこともあり、

SLが走ってとても賑やかだったんですよ。

なんでも地元の駅にも停車するらしく、こんな機会は滅多に無いと、

よし、ばあちゃん行くか!

と一緒に行く事になりました。


ですがばあちゃん、足が悪い。

さてどうしようかと思っていた時、ばあちゃんが手押し車を出してきたんです。

手押し車といっても、
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こんなのや

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こんなのじゃないですよ、そこまで小さくありません。

今もご年配の方が杖代わりに、買い物などに押してあるく、

よく見るほら、荷物を入れて歩ける、そして疲れたら腰掛ける事もできる、

イスにもできるような押し車だったんですよ。


あら、ばあちゃん、それ押してリハビリがてら歩いて見にいくか、

と思いボクは歩き始めたんです。


ところが、ばあちゃんの様子がどうもおかしい、

押して歩いて、ハアハア息を切らしているんですよ。

確かにボクは歩くのが早い、でもリハビリなんだ、

よし、ばあちゃんガンバレ!もうすぐだぞ!

と、ようやく駅に着いたにも関わらず、

ばあちゃんは手押し車に腰掛けて暑くて真っ赤な顔してます。

どうした、ばあちゃん、SL見ないのか?

ちょっとここで休んでいるから、トモ、ちょっと見てこい。

ならば俺が押してってやるよ、ほら、見に行くぞ。

と、ばあちゃんを座らせたままSLに乗ったり色々回ったりしました。

でも帰る時はまた、ばあちゃんにリハビリだと歩かせたんですよね。


ちょうど家に着いた時、おふくろが仕事から帰ってきてたんです。

ボクらの姿を見ていきなり、

トモキ!あんた、ばあちゃんころす気かい!

こんな真っ赤な顔して!なにやってんのさあんた!

と怒鳴ってきたんです。


なにやってるのもなにも、SL見にいったんだよ、と言いましたら、

どうやらばあちゃん、最初から手押し車に座って行くつもりだったらしく、

ところがボクが勘違いしてリハビリだの言って歩かせてしまったもんですから、

血圧がものすごく上がってしまったようなんですよね。


ボクは、さずがにこれはヤバイと思い、

明日も仕事で早いから、そろそろ札幌に戻るわ!

と逃げるように帰ってきました。



次の日ばあちゃんは入院しました、おわり。