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スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

Author:スマイル札幌店・店主の嶋貫です。
昭和な時代を
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嶋貫智樹

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03月14日(月)

『駄菓子屋のオバサンとの終わりなき攻防 ~KP君と木村のばあちゃん~』

昨日ですね、ボクがスーパーカー消しゴムで気合が入っていたところに

KP君がやってきて、昔のハナシを聞いたんですよ。

ボクが知ってるKP君は高校時代からですから、

それは興味深いということでメモを取りながら聞いていました。


KP君がまだ小学生だった頃のオハナシです。

KP君の地元の近所に、唯一ガチャガチャが置いてあるお店がありました。

IMG_6754.jpg

そのお店は特におもちゃ屋というわけでもなく、

文房具やらお菓子やら、色々あれこれ置いている、

昭和の時代では珍しくはない、よく見られたお店でした。

そこにKP君は友だち連中とよく行っていたそうです。


店先にガチャガチャが数台ありましてね、

みんな当たりが欲しくて何回もやるんですが、なかなか当たりが出ない。

やっと出た当たりでも、そこのおばあちゃんが、

いやこの当たりないからこれだわ!と、適当なものを渡されていたそうなんです。

まあ昭和の時代のお店ではよくそういう事がありました。

KP君たちは、そこのお店を、木村のばあちゃんの店、と呼んでいたそうです。


ある日、KP君がいつものようにガチャガチャをしに行ったところ、

木村のばあちゃんが、おい、お前、ちょっと来い。

と呼ばれたそうなんですよね、

別に何も悪い事をしていないKP君、なんだろうと思い行ってみたら、

お前、ちょっと肩もめ。

と木村のばあちゃんが言ってきたそうなんです。

とても素直で優しいKP君、何のうたがいもなく

木村のばあちゃんの肩をもんであげたそうなんです。

よし、じゃあ次は腰もめ。

KP君、木村のばあちゃんの言われるがままに一生懸命もんだそうです。

小一時間くらいたったでしょうか、木村のばあちゃん、

よし、ごくろう、お前、あの箱から好きなの持ってっていいぞ。

指をさしたその先には大きい箱が。

その中にはKP君が何回やっても当たらなかった

ガチャガチャの景品が沢山入っていたそうです。

色々当たりの景品が山盛りで入った箱の中からKP君は、

色々悩んだ結果、大きいスーパーボールを選んで、

木村のばあちゃんありがとう、と御礼を告げ、もらっていったそうです。


それからKP君は、しばしば木村のばあちゃんの肩や腰を揉んでいたそうです。

なんかKP君が来るのを待ち構えていたそうにも見えたようです。

KP君のマッサージはがあまりに気持ちよかったか、

木村のばあちゃんもついつい居眠りしたりしたそうでして、

満足させては色々当たりの景品をもらっていたそうです。



いやあ、嶋貫さん、すごく懐かしい記憶が蘇りましたよ。

え?その店ですか?ずいぶんと前に閉店したと聞きました。

子どもの頃から僕は心優しき貴族ですから、

木村のばあちゃんの肩や腰を一時間ほど揉んでは

報酬にガチャガチャの当たりの景品をもらっていく、

今考えたら時給20円の男だったんですな。

おっともうこんな時間だ、また僕を待ち構えている方のところへ向わねば、

では嶋貫さん、今日はこれにて失敬。

そう言って颯爽と帰っていきました。


ボクは春の陽気のせいか、

KP君のハナシを聞いて少し暖かな気持ちになったのでした。おわり。


*今回の画像はボクが大切にしている資料本の

ghazou 038

ガチャガチャ大全から勝手に拝借しました。

又、木村のばあちゃんもKP君から聞いた名前をそのまま載せました。


あまりに昭和らしく素晴らしいエピソードだったので

拝借とそのまま載せてしまいました。

何か問題がありましたらすぐに削除いたしますので、

どうかご迷惑でしたらお申し付け下さい。
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