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スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

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06月22日(金)

『エロビデオを取りに来たクマトラ君のハナシ ~後編~』

*今回は昨日の続きです。

たいした内容ではありませんが、昨日のを御閲覧の上御付き合い下さい。


~あらすじ~

クマトラ君にエロビデオを貸すと言った約束をすっかり忘れていたトモキ少年。

御詫びに本数多く貸すから家まで取りに来いといったのでした。


こんな二行で済むようなハナシを前編にしたというのが何よりも謎なんですが、

そんなこんなで放課後終った夜6時、

ボクは家に帰ってファミコンをしていたんです。


ドラクエのいいところで家の黒電話が鳴り響きました。

出たらクマトラ君、どうやら公衆電話からかけているようです。


おお、トモキか、今塾終ったんだ、今から行くからな!

おおう!クマトラ!気をつけて来いよ!じゃーな!


さてさてエロビデオを用意しなければな、

IMG_3131_20180621093623752.jpg

でも40分くらいかかるだろうから、

まあドラクエの続きでもしてるか!とのん気たれてたら実家の初代ワンコの吠える声が。

外にいるのはクマトラ君、なんと20分くらいで着いてしまったんです。

いやあエロの力は凄いな!おお、よく来たよく来た、まあ少し上がってけ!

と家に入ってもらったんです。


帰って復習しないとならんからな、あまりゆっくりできないぞ、

というクマトラ君に、

まあまあ一杯飲んでけよ、とグラスを渡しビールを注ぎました。

IMG_3160.jpg

おお、悪いなトモキ、とグッと飲み干すクマトラ君。

もう高校生の飲みっぷりではなく貫禄すら感じます。


たまたまボクのお母さんが仕事で10時過ぎに帰ってくるので

まあ2、3本なら大丈夫だろう、と一緒に飲んでいたんですよ。


こうしてハナシするのも久しぶりだな、と

色々ハナシしましたよ、剣道部時代のハナシ、今のハナシ、卒業してからのハナシ、

ここに色恋話が出てこないのがボクららしいのですが、

勉強の事など全て忘れて二人してビールを飲みながら話したんです。


その時ボクはあまり飲めなかったんですよ、まあ高校生ですからね、当然でしょうね。


ですがクマトラ君、まあー飲むわ飲むわ!

冷蔵庫に入っていたビールなどすぐに無くなってしまい、

足りないからとばあちゃんの冷蔵庫に入っていたビールももらってきたんです。


トモ、友だち来てるのか?どら、今つまみ作っちゃるわ。

そういってばあちゃんが用意したのが大皿一杯のゆで卵、

いやもっと他にないのか?と思ったんですが、

クマトラ君は上機嫌で、これはこれはありがとうございます、頂きます!

と、ものすごくいい調子。


気付けば時間は9時半、ビールの瓶は軽く10本くらい転がっています。


ここでクマトラ君、ちょっと電話を貸してくれな、と家にかけまして、

おお、俺だ!今トモキのとこにいるからあと30分したら迎えに来い!と。


おいおい、いくら酔っているとはいえ今の言い方な無いんでないか?

とボクが注意しましたら

いいんだ、今弟でたから!弟とはな、兄の言う事を聞くために生まれてきたんだ!

と、なんとも理不尽な答えが。


この時ボクは、いやあ失敗した!ビールなんか出すんじゃなかった!

ともの凄く後悔したのでした。


その時クマトラ君に異変が。

フラフラしながらもう一度電話を貸してと。

ダイヤルも回せないもんだからボクがかけてあげて、

クマトラ君、受話器に向って一言、

おおう!俺だ!今すぐ迎えに来い!と電話を切ったんです。


やっとだ、やっと開放される、でもクマトラのお母さんになんて御詫びしよう。

コレはやってしまった!コレはかなりヤバイわ!


そうさらに後悔してたのも束の間、ボクのお母さんが帰ってきてしまったのです。


あらトモキ、誰か来てるのかい?とおふくろが玄関で呼びかけてきました。


ああーこれはこれは!お邪魔してますお袋さん!と上機嫌で挨拶するクマトラ君。


あら、クマトラ君でしょ!大きくなって!何あんたら飲んでるのかい!

トモキ!早くおふくろにもグラスだしなや!冷えているビールもな!

と、ボクのおふくろもクマトラ君と乾杯してビールを飲む始末。


完全にボクの味方が居なくなったところにさらにトドメの自動車音が。

そうです、クマトラ君のお母さんが迎えにきたのです。


いやあこれは最悪だ!なんて御詫びしたらいいだろう!

とハラハラしながらフラフラしてるクマトラ君を抱えて外に出ましたら、

いやあ!またこの子なら飲んでいたのかい!トモキちゃんごめんなさいね!

とクマトラ君のお母さん。


え?と思っていましたら、いやどうしようもないねこの子なら!

早く車に乗りなさい!ほら自転車も積んで!

とクマトラ君のお母さん、弟さんに指示をして、

いやあホントごめんなさいね、また調子に乗って飲んだんでしょうこの子なら!

と、ボクとおふくろに御詫びをしてきたんです。


いや私も今帰ってきたところなんだ、なにこういう経験も必要だって、

卒業してからいい想い出になるでしょう!

と、ボクのおふくろさん。


あらたしかにそうだわね、若いうちに一回痛い目に遭わないとわからないからね!

と、クマトラ君のお母さんと、うちのおふくろが盛り上がってしまいまして、

ホントごめんねー、ビール買って返すからねー、ほらクマトラしっかりしなさい!

トモキちゃんもビックリしたでしょう、ゴメンネー!と言って帰っていきました。


ボクは家に入って空になったビール瓶を片し、

ちょっとまだ飲むよ、と、おふくろの晩酌に付き合ったのでした。


クマトラ君のお母さんと、うちのおふくろの会話を目の当たりにして

いやあ、やっぱり母は強かった!かなわんわ!と身に染みて思ったのでした。


ーお母さんの偉大さを改めて想い出して おわりー




~エピローグ~

次の日、学校に行ったら真っ青な顔したクマトラ君がいました。

近くに行かなくても酒臭い。これは先生にもバレるんでないか?

とハラハラしていましたら、

昨日に続きフラフラしながら近づいて来たクマトラ君がボクに一言。


トモキ、昨日はすまんかったな。

ところで俺さ、エロビデオ忘れたわ、今日持ってきてくれたか?


あ!ゴメン!すっかり忘れていたわ!どうする?今日も家に取りにくる?

IMG_3132.jpg


ーエロビデオを取りに来たクマトラ君のハナシ おわりー
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