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スマイル札幌店・店主の嶋貫です。

Author:スマイル札幌店・店主の嶋貫です。
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嶋貫智樹

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06月19日(水)

『俺が飲みたいピクニック』

今日、昔の雑誌を色々見ていたんですが、懐かしい広告を発見しましたよ!

IMG_3595.jpg

これ、この広告!どうです?懐かしいでしょ!

あまりピンときてないですかね、どれ、アップで見て見ましょ、

IMG_3598.jpg

何も胸元をアップにしたワケではないですよ。

ボクたち飲むならピクニック!のピクニック!

昔飲んだじゃないですか、ピクニック!ね、飲んだでしょ?

紙パックでさ、四角くてさ、ほれ、味も色々あったの、飲んだでしょ!

いやあ懐かしい!おっと記憶が甦りました!


ボクが高校に入ってすぐのハナシです。


凄い怖い先輩がいたんですよ、もう見るからに怖い先輩でして、

恐らく前科100犯くらいやらかしたんでないか?って先輩なんですが、

ある日ボクが呼び止められたんですよ。


おい、おおい、そこの中ラン!お前だお前!ちょっと来い!


ボクが調子こいて中ランなんか着ていたから目を付けられたのでしょう、

ああ、ボクの人生も終りだ、と覚悟を決めて怖い先輩のところに行ったんですが、

お前、ピクニック買ってきてくれ!と風貌には似つかわしくない言葉が出てきたんです。


え?ピクニックですか?


そうだ、ピクニックだ。


ボクは、これはきっと新たなカツアゲだな、お金あるかな、と心配していましたら

その先輩、ごそごそポケットに手を入れて小銭を渡してくれて、

ほら、これで足りるべ、すまんがちょっとひとっ走り買ってきてくれないか?


ボクはひとっ走りどころか、カールルイスよりも早くダッシュで行って来ましたよ。

と、ここで問題発生。何味を買うか聞くのを忘れたんです。

うわ、しまった!でも殺されるよりはましだ!と思い、全ての味を買ったのでした。


音速よりもダッシュで戻ったボク、ポケットからピクニックを適当に一つ差し出しました。



おお悪いな、ご苦労だった。と先輩。そして

お前、よく俺がストロベリー味が好きだってわかったな。と一言。


それはもう、先輩のことならなんでも存じていますから!


おお、そうかそうか、ところでお前、俺にストロベリーが似合うか?


それはもう御似合いです!もう見ただけでストロベリーってわかりましたよ!


そうかそうかハッハッハ!ガーン!と軽いキックを一発。


許してもらおうと大げさにぶっ倒れたボクのポケットから、

他の残りの味のピクニックが床に散乱したのでした。


なんだお前、他のも買ってきてるのか、おお、これだよこれ、俺の好きなのは!

とヨーグルト味を手にして、面倒かけたな、これで足りるべ、ほれ、

と、全てのピクニックの代金を渡してくれたのでした。


ボクは、ありがとうございます!と頭を下げ、これ以上関りたくないので

マッハで教室に戻りました。


ボクの背後から、ありがとうな!また宜しくな!と先輩の声。


ボクはマッハで駆け抜けているにも関わらず振り返り軽く会釈をして、

なんで俺がありがとうってお礼言わねばならんのよ、

ストロベリーもヨーグルトもそんなに変わらんべや。と思ったのでした。


甘いピクニックの苦々しいボクの想い出でした。おわり。
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